図鑑.netブログ- zukan.net -

http://blog.zukan.net/blog/

2017年4月28日

渡り鳥の渡りルートは、変わるか?

ico_weather_hare.gif
 鳥が渡りをすることは、多くの方が、御存知でしょう。渡り鳥には、春にやってきて繁殖をする夏鳥、秋にやってきて越冬する冬鳥、春と秋だけ立ち寄る旅鳥、まれに迷ってやってくる迷鳥【めいちょう】がいます。
 夏鳥、冬鳥、旅鳥、迷鳥といった区分は、絶対的なものではありません。例えば、同じ種の中でも、旅鳥になったり冬鳥になったりするものがいます。チドリ科の一種、ダイゼンなどが、そうです。なぜ、そうなるのかは、わかっていません。
 また、同じ種でも、時代によって、「主な渡りのルートが、変わったのでは?」と思われるものがいます。ミヤコドリ科のミヤコドリなどが、そうです。
 三十年ほど前には、ミヤコドリは、日本では珍しい鳥でした。九州で、わずかな数が、旅鳥や冬鳥として、見られるだけでした。ところが、ここ十年ほどで、状況が大きく変わりました。東京湾でも、普通に、ミヤコドリが見られるようになりました。
 ミヤコドリ(の一部?)が、渡りのルートを変えたことは、確かです。こうなった原因は、やはり、わかっていません。東京湾の環境が良くなったために、新たな渡りルートに採用したものたちがいるのかも知れません。あるいは、地球温暖化のために、渡りのルートを北に変えたとも考えられます。いくつもの原因が考えられ、定まりません。
 ミヤコドリの場合は、日本では、旅鳥または冬鳥です。日本の夏鳥でも、渡りルートを変えたものがいます。例えば、ツバメ科のイワツバメが、そうです。
 ここ十年ほど、和歌山県南部で、イワツバメの越冬が観察されています。前述のとおり、イワツバメは、もとは、夏鳥でした。日本で、春から夏にかけて滞在し、繁殖して、秋には飛び去っていたわけです。それが、一年中、日本にいるようになりました。
 つまり、イワツバメの一部は、夏鳥から、留鳥【りゅうちょう】になりました。これは、渡り鳥だったものが、渡らなくなった例ですね。
 先述したミヤコドリは、以前の関東では、迷鳥扱いでした。それが、普通の旅鳥または冬鳥になりました。生き物の生態は、思わぬ方向へ変わるものです。図鑑↓↓↓↓↓には、ダイゼン、ミヤコドリ、イワツバメなど、日本の渡り鳥が掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
 過去の記事でも、鳥の渡りについて、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
渡りルートが解明された? ノビタキ(2016/9/23)
夏鳥と冬鳥と、どちらが多い?(2013/9/30)
最長距離を渡る鳥は?(2012/7/9)
長距離飛行のチャンピオン? シギとチドリ(2010/4/5)
気まぐれな渡り鳥? キレンジャクとヒレンジャク(2008/3/14)





| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月27日

新緑【イチョウ】

ico_weather_kumori.gif
新緑【イチョウ】 画像
和名:イチョウ
学名:Ginkgo biloba L.
260417_01.png
260417_02.png
260417_03.png
東京 港区【2017.04.20】図鑑↓↓↓↓↓には、イチョウが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-


QR_チラシ_02.png



| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月26日

オジロビタキ


和名:オジロビタキ
学名:Ficedula albicilla
英名:Taiga Flycatcher

| コメント (0) | トラックバック (0)

GPS動く野鳥図鑑400&miniの説明

GPS動く野鳥図鑑400&miniのアプリの特徴

| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月25日

アブラナ【ナノハナ】

ico_weather_hare.gif
アブラナ【ナノハナ】 画像
和名:アブラナ【ナノハナ】 
学名:Brassica rapa L.
250417_01.png
250417_02.png
東京 港区【2017.04.17】図鑑↓↓↓↓↓には、アブラナ【ナノハナ】が掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-


QR_チラシ_02.png



| コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月24日

GPS動く野鳥図鑑400

GPS動く野鳥図鑑400に搭載されている「400種の野鳥」を30秒でまとめました。かなりチカチカしますのでお気をつけください。
御興味あれば、購入先は左側のブックマークにてリンクを張っております。
よろしくお願いいたします。

| コメント (0) | トラックバック (0)

滅びた鳥、滅びなかった鳥

ico_weather_kumori.gif
 前回のこのブログで、「島嶼【とうしょ】(=島)に棲む鳥類は、絶滅しやすい」という話をしましたね(島の鳥類の大敵とは?(2017/4/21))。今回は、その続きです。島に棲む鳥類で、絶滅してしまった鳥と、絶滅を免れている鳥との例を、挙げてみましょう。
 前回、島の鳥類にとっては、ネズミが大敵だと書きましたね。ネズミによって、絶滅に追い込まれたと考えられる鳥は、何種もいます。その一種が、スティーブンイワサザイです。ニュージーランドのスティーブンズ島に棲んでいた鳥です。
 スティーブンイワサザイについては、「ネコが絶滅させた」という説が、流布しています。この説は、間違いではありません。スティーブンズ島の個体群は、確かに、ヨーロッパ人が持ち込んだネコによって、絶滅したと考えられます。
 ところが、もともとのスティーブンイワサザイの分布域は、スティーブンズ島だけではありませんでした。かつては、ニュージーランド全体に分布していました。ニュージーランド先住民のマオリの人々が、ニュージーランドに来る前のことです。
 マオリの人々は、ニュージーランドに、ナンヨウネズミというネズミの一種を持ち込みました。ナンヨウネズミは、ネズミ科クマネズミ属に属します。日本の住宅街にいる、クマネズミと近縁な種です。クマネズミと同様に、島の鳥類には有害です。
 このナンヨウネズミのために、ニュージーランドの本島(北島と南島)では、スティーブンイワサザイが絶滅してしまいました。ナンヨウネズミが侵入しなかったスティーブンズ島で、わずかに生き残りました。そこに最後の打撃を与えたのが、ネコです。
 スティーブンイワサザイのような悲劇は、二度と起こしたくありませんね。世界の各地で、島の鳥類を守るために、侵入したネズミの駆除が、行なわれています。
 それに関連して、最近、日本で、嬉しいニュースがありました。北海道近くの無人島、ユルリ島とモユルリ島のニュースです。この二つの島は、希少な海鳥、エトピリカやケイマフリの繁殖地です。ここに侵入したドブネズミの駆除に、成功しました。
 おかげで、ケイマフリの個体数が増えています。このまま順調に、増えて欲しいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、ヤンバルクイナ、ルリカケスなど、日本の島嶼【とうしょ】に棲む鳥が掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
 過去の記事でも、絶滅した鳥類や、絶滅寸前の鳥類を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
絶滅からよみがえる、シマホンセイインコ(2016/12/23)
日本固有の十二種の鳥たち(2016/1/1)
アカコッコの分布の謎(2011/10/31)
ノグチゲラは、キツツキ科か?(2010/1/4)
オガサワラノスリは、絶滅寸前?(2009/10/30)
ヤンバルクイナは絶滅寸前?(2006/10/2)


QR_チラシ_02.png




| コメント (0) | トラックバック (0)